週末田舎暮しへの道

週末田舎暮しをする場所を探し、その結果、縁あって家を建てました。 できるだけ化学的な素材を使わず、住むことで健康になることを願って建てた家です。これから家を建てようと思っている方に、少しでも参考になればと思います。

温泉に宿泊したことが、土地に結びつく

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前回までのお話し。http://ouchi.doorblog.jp/archives/39968323.html

何となく気になっていたその地域は、のどかな農村地帯の趣。


後から地元の人に聞いた話では、江戸時代には宿場町として栄えた街道だったらしく、そのためか至るところに温泉宿が点在しています。

その頃は、まだインターネットで検索・・・という環境がなかったので、旅行雑誌を買って目ぼしい宿に電話。ある温泉宿の一軒が空いていたので予約。宿泊することにしました。

食時、女将さんは広間のお客様にご挨拶を兼ねてなのか、それぞれ順番に話かけていました。私のところへ来ると、「今回は何を目的にお越しになったのですか?」と聞いてきました。

「何を目的に」とは、何とも不思議な質問。まるで土地を探しに来ている私の目的が顔に書いてあるかのようでビックリしました。温泉宿に泊まっている人に向かって「何が目的ですか?」とは、あまり質問しないような気がするんですけど。

で、あまりに図星な質問に驚き戸惑いながらも、さすがに「土地を探しに来ました」などと雲を掴むようなことは恥ずかしかったので言えず。そこで「週末農業でもやろうかと思って・・・」みたいな、あいまいな返答をしました。

女将さんはさらに「週末だけちょっとやる程度?土地を買って住んだりしないの?」みたいな、ハッキリと内容は覚えていませんが、何だかますます心を見透かしたような質問。


私もつい興味があるので、将来、田舎に住むことも視野に入れていることを伝えたら、その女将さんはさらにさらに意外なことを申し出てきました。

「今、ちょうどいい物件を知っているんだけど、明日の朝、見に行ってみない?知人から、誰か土地を買いたい人がいたら紹介してほしいと頼まれているんだけど。せっかくだし、見るだけならタダだから大丈夫よ。」

えっ?

なんだか、意外な展開。

まあ何はともあれ、おっかなびっくりではあるものの、翌朝女将さんに案内してもらうことにしました。


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田舎暮らしへの土地探し

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土地探し。

といっても、当時の心境は「何から始めたらよいやら」です。

情報誌に掲載の物件を見に行ってみるというのも、一つの方法ですが、そうなると不動産やさんに連絡をすることになるわけです。

実は不動産屋さん、自分にとっては、とても敷居が高い業種の一つ。

いうのも、この時点で明確に購入するという確固たる信念があったわけではないこと。何より「資金があるから土地を買う」という状況ではなかったので「後に 引けなくなったらどうしよう・・・」という不安が先立って、とても不動産やさんにコンタクトを取る勇気はありませんでした。

つまり、私の中で土地や物件は「ちょっと見せて」なんて、とても言えない強烈なプレッシャーを感じる、とてもハードルの高いものだったのです。

これは余談ですが、地下鉄に貼ってある不動産広告に「家を買う、をギャンブルにしない」というキャッチコピーが載っていました。

土地や建物は、ある意味、人生で最も大きく高価な買い物。「うまい事言ってるなー」と思わず感心しました。

いずれにしても不動産やさんに連絡を取ってまで、という段階ではなかったので、では、どうしたか。

そこで思いついたのは、よくドライブに出向いていて気になっていた土地に目をつけたこと。

そこは目的地へ向かう途中、混雑を避けて通っていた「裏道」だったのですが、至るところに花が植わっていたり、道路もきれいに掃除されているような、なんとも爽やかな印象の土地でした。

もともと別荘地には興味がなく、できれば田舎の生活の中に入り込みたかったので、イメージ的には理想的な雰囲気です。

そこで、その土地の雰囲気を肌で感じてみようと思い、次に起こした行動は「宿泊施設に泊まってみる」ことでした。

至るところに温泉の看板が出ていたので、温泉好きな私としては、まず温泉に泊まり、うまくいけば、何か情報を入手できないかという、なんとも虫の良いようなアイデアです。

それに、レンタル農園の案内看板もあったので、場合によっては週末農業から入ってもいいかな、という程度の意識で某温泉施設に宿泊予約の電話を入れました。

それが、その後自分でもビックリするような展開になるとは、想像もつきませんでした。